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健二 酒井, 2019/04/20 11:22


Postfixを勉強したときのこと

概要

Postfixの入門解説資料。
mydestinetionやリレーの設定が分かる・調べられるようにするのが目標。
他の解説ページも使うの推奨。特に「Postfixのぺーじ」が良いと思う。

前準備

CentOS 6、7なら標準で入って稼働しています。特にインストール作業などは不要です。

まずは以下の2ファイルを抑える。

ファイル名 役割
/var/log/maillog ログファイル
/etc/postfix/main.cf メインの設定ファイル
/usr/share/doc/postfix-2.10.1 Postfix付属のドキュメント類。当然英語

動作を見るときはtail -fでログファイルを監視しましょう。

ログの見方

以下はログの実例

Mar 24 03:05:03 hostname postfix/pickup[17871]: 56060D2814C: uid=0 from=<root>
Mar 24 03:05:03 hostname postfix/cleanup[1054]: 56060D2814C: message-id=<20190323180503.56060D2814C>
Mar 24 03:05:03 hostname postfix/qmgr[1406]: 56060D2814C: from=<root@見せられないよ>, size=1445, nrcpt=1 (queue active)
Mar 24 03:05:03 hostname postfix/smtp[1060]: 56060D2814C: to=<redmine@見せられないよ>, relay=リレー先サーバ[xxx.xxx.xxx.xxx]:25, delay=0.65, delays=0.31/0.04/0.22/0.08, dsn=2.0.0, status=sent (250 2.0.0 x2NI53NW065825 Message accepted for delivery)
Mar 24 03:05:03 hostname postfix/qmgr[1406]: 56060D2814C: removed

Postfixは複数のプロセスが連携して動いています。各プロセスが協調するためにキューを使用しています。ですのでキューの情報がとても大事です。
最後の行「potfix/qmgr[1406] removed」があるとうまくいったと思ってください。メールが配信され、メールがキューから消えたことを示しています。
問題があると処理されずキューに溜まっていきます。

構造

postfix

引用元:http://www.wakhok.ac.jp/~kanayama/summer/05/net/node78.html

この図を頭に叩き込んでください。

  1. pickupとsmtpdがメール送信要求を受け取る
  2. clenupからqmgrに伝わり。
  3. local配信か他のsmtpサーバに伝えられる

というメールを受信してからの処理の流れがまとまっています。masterはこれら複数のプロセスを制御しています。

受信設定

送信設定

ローカル配信とエイリアス

種々の書き換え

コマンド色々

参考