クンマーの逸話 » 履歴 » バージョン 1
バージョン 1/2
-
次 » -
最新版
健二 酒井, 2019/04/07 01:28
クンマーの逸話¶
エルンスト・クンマー(Ernst Kummer)の計算にまつわる逸話
"数論の最先端研究に携わったにもかかわらず、クンマーは初等数術をむしろ苦手としていた。高校教師時代の、こんな逸話が残っている。黒板を前にしてクンマーは7×9を計算しようとしていた。
「クンマーはひとりごちた。『ふーむ。答は61ではありえない。なぜなら61は素数だからだ。5の倍数だから65でもありえない。67は素数だ。69は大きすぎる。すると、残るのは63だけだ』"
61、67が素数だというののもあれだけど、個人的には「69は大きすぎる」が好き。不等式って大事よね。